世界のキシベから

君がキシベと言ったから今日はキシベ記念日

2Q16

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あかん、めっちゃ暇や。

もうどれくらい息止めれるか挑戦して時間つぶそ。

っていうくらい暇なひとに贈る、おっさん達の生態レポートを村上春樹風に描く感動大作。

 

いま手元になにもすることがない、暇な人以外は絶対読まないで下さい

 

確実、時間の無駄です。

 

 

【メロスはその腕時計をみたか?】

 

梅田という街がある。

通いなれた場所、なんておざなりな表現が似合う。

すこし雑な街だ。

 

自虐的に「中年」とはいうものの、中身はあんまりあのころと変わらない。

 

世の中なんて、ただ体が大きくなった子供しかいない、そんなコトバはどこで目にしたんだろうか。

 

三人の夜のはずが、やはり彼は遅れてきた。

 

スーツ姿の彼。

ようやくついた。

 

もちろん、

彼は、息をきらしていない。

 

 

なぜ、急がないのか。

 

なぜ、遅れてきたのに、急いできた感をださないのか?

 

 

【リフレイン】

 

小さな気泡たちは、いまグラスの中でふわりと浮かぶ。

アルコールにまぎれた言葉たちも、またふわりと軽い。

 

無責任ともよべる、言葉のリレー。

 

それぞれのバトンに意味はないが、それを回しあうことには、それなりの意味がある。

 

「いまの自分をおろす」。

 

その瞬間には、こんな目の回る儀式が必要なようだ。

 

この時間。

この場所。

 

かけがえのない、アンサンブル。

 

そうして、わたしたちは、何度も口にした。

 

あれ?

いまなんの話だっけ?

あれ?

いまなんの話だっけ?

あれ?

いまなんの話だっけ?

 

 

【さてそろそろ】

 

問題。

 

この国の人が、一番欲しながら、

一番ぞんざいに扱っている絵はなんだろう。

 

それは、

諭吉。

 

彼の肖像画を、人は記号でとらえ、 

記号となった絵そのものに、審美の目はそそがれない。

 

それでも、あらゆるものと等価できる「美」が、目の前に。

 

 「わるい、今日はこれで」

 

あとは二人で割って欲しい。

 

私ともうひとりの友人は、思った。

 

・・・いや、多すぎやろ。

 

しかし、ふかく考えず。

 

「ええの?ありがとう」

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

呑んだ日のことは、

後日になって思い出したり、書くのは、けっこう難しい。

 

そのときの、会話や空気を、文字でなぞって輪郭をつけると、

どこか、ずれていく。

 

たしかにあの時あった熱量は、

やっぱり文字には、できないんだ。

 

こうして、ぼくは、ペンを折った。

 

まったく。

 

どこが村上春樹なんだ、と。

かたわらのブラックニッカは苦笑していた。

 

いや、ブラックニッカって・・・。

飲んだことないし。

 


センキューフロムキシベー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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